築45年マンション、内覧してきた。正直ボロボロだったけど買うことにした話


「築45年か…大丈夫かな」

不動産屋から物件情報を受け取った時、最初に感じたのは不安だった。でも価格を見て、もう一度考えた。この立地でこの価格は、なかなかない。

内覧の予約を入れた。


1. 内覧前の正直な気持ち

中古マンションの内覧は、これが初めてではなかった。それまでにいくつかの物件を見てきたが、どれもしっくりこなかった。

「安いけど狭すぎる」「広いけど高すぎる」「立地はいいけど管理が悪そう」。

この物件に関しては「築45年・未リフォーム」という条件が引っかかっていた。でも価格と立地のバランスは今まで見た中で一番良かった。「最悪リフォームすればいい」という気持ちで向かった。


2. 内覧当日:想像以上にボロボロだった

ドアを開けた瞬間、独特の「古い部屋の匂い」がした。

長年誰も住んでいなかった空気が、そのまま残っているような感じだ。気を取り直して部屋を見て回った。

壁紙の剥がれ・黄ばみ

リビングの壁紙は至る所で剥がれ、黄ばみが目立った。角の部分は完全に浮き上がっていて、触るとパリパリと剥がれそうだった。

床の剥がれ

フローリングというより、古い合板の床材が使われていた。所々で表面が剥がれ、歩くとギシギシと音がした。

水回りの老朽化

キッチンと浴室は昭和の雰囲気そのままだった。蛇口は錆びており、浴槽は黄ばんでいた。「ここは全部交換だな」と直感した。

配管・電気系統の古さ

担当者に確認すると、配管や電気系統も相当古いとのことだった。安全面を考えると、ここも更新が必要になりそうだ。


3. それでも「買う」と決めた理由

内覧を終えた時、正直「やっぱりやめようか」という気持ちもあった。

しかし冷静に考えると、気になった箇所はすべて「リフォームで解決できる問題」だった。構造上の問題や立地の問題ではない。

決め手になったのは以下の3点だ。

① 価格と立地のバランスが抜群だった 築年数を考えると、この立地でこの価格はかなり割安だ。新築や築浅物件では絶対に手が届かない場所だった。

② リフォームで自分好みに育てられる ボロボロだからこそ、全部自分の好みに作り直せる。新築では味わえない「自分で育てる楽しさ」がここにある。

③ 電気工事士を取れば維持コストを下げられる 第二種電気工事士の資格を取得すれば、照明やエアコン設置を自分でできる。築古物件は維持コストが心配だが、資格という武器で対応できると考えた。


4. 内覧で学んだ「築古物件チェックポイント」

今回の内覧で、築古物件を見る際に確認すべきポイントが見えてきた。

同じように中古マンションを検討している人の参考になれば嬉しい。

  • 構造部分(柱・梁)に問題がないか:ここは素人では判断が難しいので、ホームインスペクション(住宅診断)を依頼するのが安心だ。
  • 管理組合の修繕積立金の状況:大規模修繕の履歴と今後の計画を必ず確認する。
  • 配管の素材:古い物件は鉄管が使われていることがあり、交換が必要になる場合がある。
  • 電気系統の容量:古い物件はアンペア数が低く、現代の生活に対応できないことがある。

まとめ:ボロボロでも「伸びしろ」と捉えれば怖くない

築45年・未リフォームの物件は、確かにボロボロだった。

でも「これを全部自分好みに作り直せる」と考えた瞬間、不安がワクワクに変わった。

リフォームという「伸びしろ」がある物件だからこそ、この価格で手に入れられた。そしてその伸びしろを活かすために、今まさにリフォームの真っ最中だ。

次回は、いよいよリフォーム工事がスタートした様子をレポートします。


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